通所リハビリテーション


自分らしさをとり戻す 【 デイケア 】
いづみケアセンターのデイケア(リハビリテーション)施設

いづみケアセンター 医療法人昭友会 介護老人保健施設

通所リハビリテーション(デイケア)

2019年9月現在、日本の65歳以上の高齢者人口は3500万人を超え、前年に比べて30万人以上増加し、総人口に占める割合は28.4%となりました。平均寿命は、女性が87.45歳、男性が81.41歳。昔は60歳で仕事を引退し、後は寿命を待つといった感覚もあったかもしれませんが、4人に1人が65歳を超えていて、平均寿命も延びている現在、65歳を過ぎてもまだまだアクティブに、若い頃と遜色ない生活を1日も長く続けたいと思われる方も多いでしょう。

いづみケアセンターでは、滑川町、嵐山町、東松山市にお住いの高齢者の皆さまのために、リハビリテーションサービスをご提供しています。すべてのスタッフが、少しでも長くご自分らしい生活を送っていただきたい、という強い思いを抱き、高齢者の「まだまだ頑張りたい」「もう一度やりたい」お気持ちを応援したいと考えています。
効果の高いリハビリに必要なのは、なるべく早い段階でリハビリを開始することと、お一人おひとりの心身状態に合わせた訓練やケアを行うこと。私たちは、迅速なリハビリ開始と、個別性を重視したリハビリを中心として、十分な専門スタッフを揃えて安全できめ細やかなサービス提供に努めています。何よりも、高齢者の皆さまの「心」を大事にし、「心」をこめて、その人らしい生活を取り戻すお手伝いをいたします。

いづみケアセンターのデイケア(リハビリテーション)用具

デイケアとは

通所リハビリテーション、いわゆる「デイケア」とは、40歳~64歳で特定疾病の方、65歳以上で「要支援1~2または要介護1~5」と認定された方が利用できる、ご自宅から通える日帰りのリハビリサービスです。脳卒中や骨折などの疾病により活用される方が多いでしょう。日本では高齢者人口の増加にともない、デイケアの施設も年々増えています。

デイケアとよく似た言葉に、「デイサービス(通所介護)」があります。デイサービスでもリハビリを提供することがありますが、デイサービスでは社会性の向上や家族の介護負担軽減に重点をおいており、医師による指導がありません。デイケアは、医師の指示による医学的管理のもと、「心身機能を維持するためだけでなく、回復を目指すこと」という明確な目的をもっていますので、医療保険または介護保険でカバーできる治療の一環なのです。

リハビリテーション(Rehabilitation)という言葉は、心身に障害が出たとき、機能回復のために行うこととして当たり前に使われるようになりました。リハビリはもともと、Re(再び、戻す)+habilis(適した、ふさわしい)からできた言葉です。現在使われている「機能回復」の背景として、「自分らしく生きること」や「社会生活を取り戻すこと」という意味合いがあります。つまり、単に心身機能の回復訓練を行うだけではリハビリとは言えず、機能を回復した結果、利用者様が可能な限りご自宅で自分らしく生きられることが、最終的な目標となるのです。

効果の高いリハビリを行う難しさ

厚生労働省の調査によると、デイケアでは退院して早期にリハビリを開始できるほど、機能回復が大きいことがわかっています。
しかしデイケアの利用には、医師の指示やリハビリ専門職による計画策定などが必要で、「明日から通いたい」「はい、どうぞ」とすぐにスタートできるものではありません。入院施設からデイケア施設への情報提供に時間がかかったり、デイケア施設を探したり、要介護認定の申請にも時間がかかってしまうなど、退院してからデイケアでリハビリを開始するまでに、2週間以上かかってしまう場合も少なくありません。

また、効果の高いリハビリを行うためには、一律の訓練内容ではなく、高齢者お一人おひとりの状態に合わせることが必要です。まず大切なのは、ご本人のニーズを把握すること。ご自身の状態をどのように受け止めていて、どのようなご希望をもっていらっしゃるのか。「一人で外出できるようになりたい」「家の掃除は自分でやりたい」といったご自身の目標が、何よりも大切であると私たちは考えます。そして、その目標を実現するためには、心身機能だけでなく、居住空間やご家族状況なども把握しなければなりません。
デイケアではこのように多角的な視点から、ご本人が納得できる目標を具体的に設定していく必要がありますが、残念ながら、漫然とリハビリを続けるだけに終始するケースもあるようです。限られた設備やスタッフでは、利用者様それぞれの個別性や環境の違いなどを踏まえたうえでケアを提供することは、とても難しいことなのです。

通所リハビリテーション|デイケアの風景

いづみケアセンターのデイケアとは

私たち昭友会では、「介護老人保健施設 いづみケアセンター」で、滑川町、東松山市、嵐山町などの高齢者様へデイケアをご提供しています。十分な専門職スタッフをそろえ、充実したリハビリを安全に実施しています。病気や事故などで身体機能の低下した方や、心身機能の衰えに悩まれている高齢者の方が、自分らしい生活を取り戻すために、スタッフ一人ひとりが心をこめてサポートいたします。

いづみケアセンターのここがすごい!|デイケア

1. 迅速にリハビリを開始

いづみケアセンターでは、退院直後からデイケア利用が可能。実際にほとんどの高齢者様が、退院直後(退院翌日~2日後)からリハビリを開始できています。
リハビリスタッフが、ご本人のご入院中から病院の退院前カンファレンスに出席して、高齢者様の情報を少しでも早く把握することで、受け入れ準備態勢を事前に整えます。さらに、リハビリ開始前の担当者会議(ケアマネジャーが主催し、ご利用を希望される要介護者の方々の身体状態、家族状況、思いや目標などの情報共有をする会議)には必ず出席して、ご自宅での生活状況や今後の課題を予め明確にすることで、迅速なサービス開始を実現しているのです。

2. 多職種で連携し、きめ細かやなデイケア

いづみケアセンターには、看護職および介護職の配置基準5名に対して、倍となる10名を配置しています。そのほか、理学療法士(PT)7名、作業療法士(OT)3名、言語聴覚士(ST)1名を配置。十分な人員の専門職員をそろえているため、高齢者様お一人おひとりに合ったリハビリやケアを提供できます。丁寧に心をこめて関わることができるので、信頼関係も築きやすいと感じています。普段からの関わり、心のケアをも大切にしているからこそ、高齢者様のちょっとした体調や気持ちの変化にも、敏感に気づくことができるのです。

またいづみケアセンターでは、単にリハビリを提供するだけでなく、あらゆるスタッフが連携しながら、日々、きめ細やかに高齢者様をサポートしています。
たとえば脚のリハビリ目的で通われている高齢者様が、送迎車の乗り降りの際に腰を痛そうにしていらっしゃったら、気づいた運転手や介護スタッフがまずお声がけしてお話を伺います。理学療法士らと情報を共有し、腰の痛みを改善するリハビリを実施したり、痛みが出ない様にリハビリ内容を調整していきます。また、他のスタッフにも伝達して、痛みが悪化したり事故につながったりしないよう、全スタッフで注意喚起しながらケアやサポートにあたります。

スタッフの主な役割

職種 仕事内容
医師 リハビリを開始する前に、医学的観点からリハビリの計画内容や目標を設定し、必要に応じて利用者様にご説明します。その一方で、利用者様の身体状態を踏まえ、どのくらい回復可能か、リハビリ上で注意すべき点(転倒リスク、負荷のかけ方)などをスタッフに指示します。また体調不良時には、診察や医療処置を行います。
看護師 毎回の利用時に、バイタル測定によって利用者様の身体状態を見極めます。ご利用中の体調不良時には、状態を確認し、医師への報告や診療の補助など、適切な医療の提供を行います。
介護職員 送迎、入浴、食事、服薬、排泄などの介助を行います。利用者様の日常生活における動作を間近で見ることができるため、主にリハビリ計画の評価に関わります。
理学療法士(PT) 医師の指示をもとに、身体機能向上のためのリハビリプログラムを組みます。体操やリハビリ機器を使った訓練を通して、立ち上がったり、歩いたり、といった、基本的な運動機能の向上、回復をサポートします。
作業療法士(OT) 医師の指示をもとに、利用者様の生活の目標を一緒に考えます。手芸や工作などの「作業」を通じて、日常生活で実際に必要な活動を行えるようにするための援助や指導を行います。リハビリ会議では他の職種と話し合いながら、リハビリ計画を定期的に見直しています。利用者様が他の介護サービスを利用している場合には、その施設とも情報を共有し、より効果的なリハビリや環境整備を行えるようにします。
言語聴覚士(ST) 医師の指示をもとに、口腔・嚥下(※)機能向上のためのリハビリプログラムを組んで、口腔機能訓練を行います。嚥下障害のある利用者様の昼食時、嚥下機能の評価を行っています。
相談員 利用時の説明や契約を行います。外部のケアマネジャーとの情報交換や提供表の確認も行っています。
運転手 送迎車の運転を担当します。日々、利用者様のお顔を拝見することで、日常的な変化にも気を配っています。
事務員 請求業務に携わります。そのほか相談員とともに、利用者様のご家庭事情を伺いながら、保険関係のご相談事などに対応しています。

※嚥下:食べ物を飲み下す機能のこと。特に高齢者では、筋力の衰えなどにより、本来食道へ落とさなければならない食べ物が気管側へ流れてしまい、誤嚥性肺炎を引き起こすなど、生命に関わることもあります。訓練によって改善することができます。

いづみケアセンター(デイケア・リハビリ施設)

3. 個別性を重視したリハビリで、最適なアプローチ

リハビリ計画を作成することによって目標を明確にするとともに、普段の生活状況に即したリハビリプログラムを提供することが、高齢者様の生活能力向上に効果があることは、2019年度の厚生労働省による調査研究事業で明らかになっています。ただ、高齢者様の状況や目標、環境はそれぞれ異なります。成果が出るまでに時間がかかる方、リハビリに積極的になれない方もいらっしゃいますし、目指す目標地点も、職場復帰や、ご自身で家の中を自由に歩けるようになること、近所に買い物に行けるようになることなど、実に様々です。

いづみケアセンターでは、リハビリ会議においてリハビリ計画を立案するだけでなく、定期的な評価や見直しも行うことで、個々の高齢者様が向き合いやすく、なおかつ効果的な内容のリハビリを受けていただくことができます。各職種がそれぞれの専門性の観点から意見を出し合い、これまでの経過と「今現在」の高齢者様の心身状態から、最適なアプローチを考えています。

また、高齢者様が他の介護サービスを利用していらっしゃる場合には、一貫性のあるケアを受けることができるよう、理学療法士や作業療法士などが、担当者会議やケアマネジャーを通して日常生活の留意点や介護上のアドバイスなどをお伝えしています。また、地域包括支援センターとも密接に連携し、高齢者様がいつでも適切で多角的な支援を受けられるように情報交換を行っています。

4. 高い安全性、安心の医療連携体制

デイケアは、何らかの心身機能が低下している方が集まられる場所ですので、ご自身で危険に気づきにくい方も多く、事故が起きやすい場でもあります。もっともよく起こりがちなのは転倒です。このため各職種が専門的な目線で危機予測を行いながら、万全なリスク管理と事故防止を心がけています。ご本人の病状や身体機能などから、リハビリや生活上での禁忌や注意事項はすべてのスタッフで共有するとともに、その日の心身状態をしっかりと観察し、アセスメント(分析・評価)しながら関わっています。ご自分で不調を訴えられない高齢者様もいらっしゃいますので、このような場合には、特に注意深く見守ったり、お声がけしたりしています。これは、専門職スタッフを十分に確保しているからこそできることでもあります。

また体調不良時には、昭友会の運営する埼玉森林病院が隣接していますので、迅速な医療対応が可能です。医師や看護師がすぐに対応いたします。万が一の緊急時には、ご家族にはもちろんのこと、ケアマネジャーにもご連絡し、サポート体制をすばやく構築します。

いづみケアセンターのデイケア(リハビリテーション)スタッフ

5. 切れ目のない介護サービス

いづみケアセンターではデイケアのほか、入所、ショートステイ、訪問リハも展開しているため、高齢者様の様々な状態やご要望に応じた介護サービスを切れ目なくご提供することができます。介護事業は多岐にわたって専門分化していることも多く、同一施設内で通所リハとあわせて訪問リハや介護などのサービスを提供できるのは、全国でも約3分の1の施設に限られています。
たとえば、デイケアへ通いながら、ときにはショートステイを利用していただくことができますし、デイケアを利用している方の体調の変化などにより、訪問リハへ切り替えることも可能です。状況が変わるたびに新たに施設を探したりといった調整をする必要がなく、なによりも、慣れた環境で馴染みのスタッフにおまかせいただけます。

さらに昭友会内には、「なめがわ地域 福祉支援センター(通称・なめ福)」があります。「なめ福」とは、指定居宅介護支援事業所や訪問看護ステーションなど8つの事業所を運営する、在宅医療・介護・福祉の複合施設。デイサービス、訪問看護、要介護認定申請のお手伝いなど、高齢者様の在宅医療や在宅介護に関するあらゆることを相談していただけます。

いづみケアセンターの継続サービス例

利用サービス 具体例
訪問リハ → デイケア 訪問リハで自宅からの外出が困難な方に外出支援を行い(起き上がりや移乗動作の訓練など)、外出ができるようになったらデイケアに移行する。
デイケアと訪問リハの併用 デイケアに通っている方が、自宅でも入浴できるようになるために、自宅のお風呂で訓練を行う。
デイケア → 通所介護(デイサービス) デイケアで機能が向上して自立度が上がった方が、デイケアを卒業して、運動特化型の通所介護(デイサービス)へ移行する。
福祉用具のアドバイス ご自宅訪問時に家屋の評価を行い、トイレの手すりなど、必要な福祉用具をご提案する。デイケア利用時に車いすのクッションの適性を見極めて、より適切なクッションをご紹介する。

6. ご家族へのリハビリ支援

同居されている方やご家族などが介護なさっている場合には、その方々に安全で適切な介護方法を知っていただく必要があります。たとえば身体を支えるときの手の位置を少し変えるだけで、ご本人が楽に起き上がれたり、支える側が力をこめる必要がなくなったりすることがあります。ちょっとしたテクニックひとつで、ご本人にとっても安全で快適に過ごしていただくことができ、また介護の負担軽減にもつながるのです。
ご利用開始前の担当者会議で、ご家族やご家庭の状況を丁寧にお伺いした上で、リハビリスタッフがご自宅に伺った際、たとえばトイレでの介助方法や、オムツ交換の手技などをアドバイスしています。

7. 心やすらぐリハビリ環境

いづみケアセンターの近隣には国営武蔵丘陵森林公園があり、豊かな自然に囲まれています。できるだけ景観を保存するため、建築の際には丘陵の地形をそのまま残しました。天候が良いときには浅間山を眺めることもできます。施設内は回廊になっており、窓から見える広々とした景色を楽しみながら心豊かに歩行訓練を行っていただけます。
中庭では季節の野菜も栽培していて、リハビリ以外の自由時間で畑作業を楽しむ方もいらっしゃいます。ここでスタッフや高齢者様が愛情こめて育てた野菜は、収穫して、調理レクリエーションで召し上がっていただくこともできますので、リハビリを意識しすぎずに楽しみながら、リハビリ効果を高めることにもつながっています。

いづみケアセンターのデイケア(リハビリテーション)スタッフ

リハビリテーションの実際

いづみケアセンターで、実際にどのようなリハビリを行っているのかをご紹介いたします。
リハビリは、大きく分けて「個別リハビリテーション」と「集団リハビリテーション」があります。個々のリハビリプログラムと、一人ではできない動きを協力しあって行うリハビリ、全員が顔をあわせて行う体操を、お一人おひとりのご希望や目標に沿いながら組み合わせることで、目標達成に効果的なリハビリプログラムを作成しています。また午後の自由時間には、高齢者様がご希望のスタイルでご自由にお過ごしいただけるよう、配慮をしています。

デイケアの個別リハビリテーション

複数のトレーニングマシンなどを活用して、お一人おひとりの状態に合わせたリハビリを専門職の指導の下で実施します。起き上がりや立ち上がり、歩行などの基本的動作に対しては理学療法士が、着替えなどの日常生活動作は作業療法士が、言葉や食事は言語聴覚士がその役割を担っています。高齢者様それぞれの生活上の課題を解決するという目的が明確なので、モチベーションアップにつながりやすいリハビリです。

デイケアの集団リハビリテーション

全員で行う30分間の集団体操と、数人で行うリハビリがあります。一人ではできないトレーニングや、身体の体操、頭の体操などを行っています。バランス力の向上、ストレッチなどさまざまな種類があり、基本的な身体機能を向上させる効果があります。

リハビリテーションの具体例

訓練 内容
リハビリ機器を使用したトレーニング 対象は、片麻痺のある方、筋力低下のある方など。必ずリハビリスタッフが付き添い、それぞれの機器で訓練する。筋力をつけるだけでなく、痛みをやわらげたり、脳トレーニングしたりするマシンもある。
体操 毎日13:30より約30分行う。リハビリスタッフが全員の前に立ち、皆さまと一緒に体操する。
起立動作練習 脚の筋力が低下している方や、立ち上がるときにバランスがとれない方を対象に、椅子から立ち上がる動作の練習をする。
歩行練習 杖歩行や車椅子の方など、歩くことに課題のある方を対象に、施設内の回廊をリハビリスタッフとともに歩く。お一人で買い物をしたいなどの目標に合わせて、長い距離を歩くこともある。
自宅を想定した段差昇降の練習 ご自宅内に階段や段差がある場合に、施設の階段や平行棒内に設置した台で、段差の昇降を練習する。
家事の練習 タオルで拭く、箒で掃くなどといった動作を練習する。一人暮らしの方が多い。

こんな方々が、デイケアを利用されています

デイケアの定員は45名。近隣の医療機関の退院後や、当施設に入所されていて在宅へ戻られた方、訪問リハからの移行、ご自宅で生活している間に生活状態が悪化してリハビリを始める方など、様々なご事情の高齢者様がいらっしゃいます。お住まいは滑川町の方が多いですが、そのほか嵐山町、東松山市などからも通われています。
滑川町という地域柄、農業を営んでいた高齢者様も多く、中庭の畑で季節野菜の栽培や収穫などに生き生きと取り組む方もいらっしゃいます。年齢層は50歳代から90歳代と幅広く、ご利用期間も数ヶ月から数年、10年以上と様々です。

リハビリだけでなく、塗り絵や編み物、刺し子の手芸製作など、自主活動に積極的に取り組まれている方もたくさんいらっしゃいます。優れた特技をお持ちの方がいらっしゃると、その方を先生として習い事が始まっていくこともあり、リハビリだけにとどまらない温かい交流の時間が流れる風景は、いづみケアセンターならではだと思います。

デイケア(リハビリテーション)スタッフ

いづみケアセンターのデイケア利用方法について

当施設のご利用を希望される方は、以下の流れで通所を始めていただくことになります。

デイケアのご利用方法

① お問い合わせ まずは当施設へ、ご本人やご家族が直接、あるいは担当ケアマネジャーさんを通して、お問い合わせください。見学やご相談だけでも承ります。
② 見学 ご希望がございましたら、見学にいらしていただけます。
③ 申込 当施設で申込書にご記入いただきます。この際、主治医の診療情報提供書をご提出いただきますので、予めご用意ください。
④ 通所前訪問 担当ケアマネジャーさんとともに、当施設の介護職員とリハビリスタッフがご自宅を訪問し、ご本人のご希望を伺いながらサービス内容を決めます。
⑤ 利用開始 がんばりましょう!
※要介護認定申請中の場合には、認定結果が出てからのご利用となります。

要介護認定されていない方は、まず要介護認定の申請をお願いします。ご年齢を問わず、要支援1~2、要介護1~5のどれかに認定されていない場合には、ご利用いただけません。すでに申請されて結果待ちの場合には、当施設が担当ケアマネジャーと連携し、認定結果の確認や施設利用の手配などを行います。
見学やご相談は、要介護認定を申請される前でもお受けできます。申請方法についてもご案内をできますので、お気軽にお問い合わせください。

デイケアの問い合わせ先

名称 介護老人保健施設 いづみケアセンター
住所 埼玉県比企郡滑川町大字和泉873番地
電話 0493-56-6123
E-mail 専用メールフォーム

いづみケアセンターのデイケア(リハビリテーション)スタッフ

デイケア利用時間

1回のご利用時間は、5時間以上6時間未満となります。
延長サービスは2時間までで、延長申込書にご記入いただきます。延長のお申し込みは当日でも大丈夫ですが、延長される場合にはお帰りの際に当施設の送迎車輛をご利用いただけません。あらかじめご自身で、ご家族などにお迎えをご手配ください。

1日の基本スケジュール

午前中 送迎 → 施設に到着
入浴(希望者のみ)
リハビリテーション
昼食
午後 リハビリテーション、趣味活動など(ご自由にお過ごしください)
おやつ
送迎 → ご自宅に到着

※リハビリの時間は、お一人おひとり異なります。

デイケア利用料金

基本料金は、要介護度・要支援度によって異なります。また基本料金のほかに、昼食代600円(非課税)/日とおやつ代100円(税別)/日をいただいています。衛生上の理由などにより、昼食やおやつはご持参いただけないことをご了承ください。
そのほか、入浴や歯磨きの介助など個別に提供したケアや、リハビリの内容などにより、介護制度上の加算が別途かかる場合があります。延長時の料金は、1時間500円(非課税)です。

お支払方法は、基本的には銀行口座からの自動引き落としでお願いしております。ご利用月の料金の請求書を翌月10日頃に郵送しており、28日(銀行が休みの場合には休み明け)に引き落としとなります。 新規利用で引き落としが間に合わないなどの場合には、その分は銀行振込または現金にてお支払いください。

要介護の方の基本料金(1日あたり)

介護度 1割負担の場合 3割負担の場合
要介護1 589円 1,767円
要介護2 704円 2,112円
要介護3 817円 2,450円
要介護4 951円 2,853円
要介護5 1,084円 3,250円

要支援の方の基本料金(1月あたり)

介護度 1割負担の場合 3割負担の場合
要支援1 1,751円 5,251円
要支援2 3,696円 11,088円

デイケアの送迎

安全上の観点から、お一人でいらしていただくことはできず、必ず当施設(もしくはご家族など)による送迎をお願いしています。送迎時には運転手の他に職員も同行し、安全・安心を確保しています。
送迎にかかる料金は、基本料金に含まれています。ご家族などで送迎される場合には、基本料金より減算いたします。

送迎対象地域

対象地域 滑川町、嵐山町、東松山市

記事更新:2021.01.13

医療法人 昭友会 医療・介護・福祉の情報サイト
初回掲載:2020.10.29|作成:医療法人 昭友会|監修:介護老人保健施設 いづみケアセンター

いづみケアセンターのデイケア(リハビリテーション)施設

いづみケアセンターのご案内

いづみケアセンターは、1997年に開設した介護老人保健施設です。入所、通所リハビリテーション(デイケア)、ショートステイ、訪問リハビリテーションと、幅広く介護サービスを展開しています。介護、リハビリ、レクリエーションといったサービスを通じて、高齢者様や要介護者様が、ご自宅でできるだけご自分らしい生活を送れるように総合的にお手伝いしています。
特別養護老人ホームとは異なり在宅復帰支援施設であり、入所により住所を移すことがないため、滑川町だけでなく、近隣の市町村(嵐山町、東松山市等)や、東京都や千葉県など、多方面からいらしていただいています。
回廊に絵画を飾って美術館のように鑑賞できるようにしたり、利用者様の書道の作品を額に入れて飾ったりと、訪れる方々に少しでも楽しんでいただけるような、温かい空間づくりは、大変ご好評をいただいています。

私たちは地域に根差した介護サービスを目指し、滑川町にお住まいの方を対象としたイベントや各種活動も積極的に行っています。イベントでは、地元にお住まいの方々にボランティアのご協力をいただくこともあります。この地域にある当施設を知っていただき、またその施設を利用される方々のことを知っていただきながら、孤立しない介護、地域密着での福祉を目指しております。

滑川町での地域活動(一例)

地域貢献活動 滑川町にお住まいの方を対象に、介護についての講習会を年4回開催しています。管理栄養士、介護福祉士、看護師、医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といった国家資格の知識を活かし、高齢者の方やご家族の方々にとってプラスになる情報やサービスを提供することを目指しています。少しでもわかりやすく伝えることを心がけており、ご好評をいただいており、デイケアの利用者様やご家族様も参加されています。
滑川まつり 滑川まつりは、町全体で様々なイベントを開催する、滑川町で最大のお祭りです。当施設では、利用者様の作品を出展したり、模擬店を出店したりしています。デイケアの自由時間に創作されたご自身の作品が、多くの人の目に触れることで、利用者様のモチベーションを高め、張り合いを持った時間を過ごしていただくことにつながります。

名称 介護老人保健施設 いづみケアセンター
住所 埼玉県比企郡滑川町大字和泉873番地
電話 0493-56-6123
ファックス 0493-56-6124
E-mail 専用メールフォーム
ホームページ https://www.kokoro.or.jp/izumi-care/
受付時間 8:30~16:30(年中無休)
駐車場 あり(無料)
交通アクセス 電車の最寄駅は、東武東上線「森林公園」駅です。森林公園駅北口より、車で約10分(約7km)です。埼玉森林病院の無料送迎バス(月・水・土のみ運行)、またはタクシーをご利用いただけます。
詳しくは、当施設ホームページでご確認ください。

医療法人昭友会|森林病院

医療法人昭友会について

1977年に埼玉森林病院を開院し、1980年に医療法人を創立して以来40年以上にわたり、昭友会は「心」を理念として、埼玉県北部地域の精神科医療・高齢者医療に尽力して参りました。
昭友会の基幹施設である「埼玉森林病院」では、認知症を中心とした老年期の精神疾患の治療に注力しており、入院治療のほか、もの忘れ外来や訪問看護、重度認知症デイケア、ストレスケアユニットをご提供しています。認知症の方とご家族の地域交流の場であるオレンジカフェも開催し、地域に開かれた医療を実践しています。また「指定居宅介護支援事業所 いづみ」にて、介護に関するあらゆるご相談をお受けしているほか、「介護老人保健施設 いづみケアセンター」では、入所、通所リハビリテーション、ショートステイ、訪問リハビリテーションをご提供しています。高齢者様や要介護者様の機能回復をお手伝いし、在宅介護を支えています。
2020年7月には、「なめがわ地域 福祉支援センター(通称なめ福)」で介護予防のためのイベント「おとなの学校」、2020年10月には同じく「なめ福」で機能訓練特化型デイサービス「リハビリデイサービス なめがわ」を開設いたしました。私たちは、利用者様のあらゆる状況やご要望にお応えするべく、サービス拡充をはかり、時代の流れとともに常に進化し続けます。

地域の皆さまがいつまでも住み慣れた地域で安心して自分らしく生活できることを目指して、介護予防や介護相談、リハビリ、介護サービスなど、心をこめて、良質な医療やケアをご提供いたします。

名称 医療法人 昭友会
住所 埼玉県比企郡滑川町和泉704番地
電話 0493-56-3191
FAX 0493-56-4831
E-mail 専用メールフォーム
関連施設 埼玉森林病院
森林公園メンタルクリニック
介護老人保健施設 いづみケアセンター
定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所 森林
共同生活援助事業所(グループホーム)森の家
就労継続支援B型事業所(作業所)ハーモニー
就労継続支援B型事業所(作業所)第二シンフォニー
なめがわ地域 福祉支援センター

・訪問看護ステーション 森林
・指定居宅介護支援事業所 いづみ
・特定相談支援事業所 なめがわ
・一般相談支援事業所 なめがわ
・就労継続支援B型事業所(作業所)シンフォニー
・就労定着支援事業所 シンフォニー
・リハビリデイサービス なめがわ

医療法人 昭友会

医療法人 昭友会
〒355-0807 埼玉県比企郡滑川町和泉704番地
0493-56-3191 0493-56-4831
専用メールフォーム


電車をご利用の場合
電車の最寄駅は、東武東上線「森林公園」駅です。
森林公園駅北口より、車で約10分(距離約7km)です。
駅から当施設までは無料送迎バスかタクシーをご利用ください。


森林公園駅北口からバスでご来院の場合
病院無料送迎バス(運行日:月・水・土)
森林公園駅北口でご乗車、埼玉森林病院で下車(約20分)


病院無料送迎バス運行表のご案内